幼児の下痢 原因と対策
赤ちゃんから、幼児にかけての時期はちょっとしたことでも下痢になりやすいですね。我が家も幼稚園児の息子が嘔吐下痢症になったことがあります。
症状として下痢だけでなく嘔吐がありますので、下痢の時によく勧められる水分がなかなか補給できないですよね。医師によっては、嘔吐下痢症はロタウイルスが原因がほとんどだから水よりも煎茶の方が殺菌できて良い、水分補給は煎茶で。と言われる医師もいらっしゃるようですが、実際問題煎茶どころか、水分も摂れない状態になっている場合が多いです。でも、基本は水分補給なので、水分を摂れるものは何でもどんどん摂りましょう。ミルクやスポーツ飲料でも大丈夫ですよ。嘔吐すると結構、体内の水分が減少しますので、飲める状態であればカロリーが高いものに変えてもいいかもしれませんね。また体を温める上でも温かい飲み物がいいです。(冷たいものは下痢の時は特に負担になります)
また、病院で「流行性腸炎であってもなくても、下痢が続くようならば消化の良い物をたっぷり与えてください。果物はりんごとバナナだけにしてください。みかんなどの柑橘系は良くないです」と言われました。
また気をつける点として「ノロウィルスが原因でも2,3日でよくなると思いますが、その当人の周囲の人もうがいと手洗いと、あと、感染者の吐しゃ物と便は流すか完全密閉して処理することが大切です。あと緑茶の中でも、煎茶ならカテキンは少ないほうですし、子供が幼くて気になるようなら、水や湯で薄めで飲ませましょう。とにかく水分補給、たとえ嘔吐が止まったとしても、下痢が続いているようでしたら、どんどん水分摂るようにしましょう。
幼児の下痢の症状
幼児の嘔吐下痢症の症状は、突然に嘔吐がはじまり、その後まもなく激しい下痢になります。しかも特徴的なのはお米のとぎ汁のような白っぽい色の下痢をするようになります。1日に十回以上続くこともあり、発熱も伴います。熱と嘔吐は比較的早くだいたい1〜2日で治ることが多いですが、下痢に関しては2〜3日後黄色がかった便の色になってゆき、だいたい1週間前後で普通の便に戻ることが多いようです。稀にけいれんをおこすことがありますが、そうした幼児の下痢の症状の多くは良性のものです。でももし嘔吐がおさまらないうちに激しい下痢が始まりますが、その場合脱水症状が急に進行してくることがあります。尿の色が濃く尿に行く回数が減る、半日以上出ないなど、またグッタリしているなどの症状が見られたら早めに専門医に診てもらった方が良いでしょう。あとは下痢の幼児を優しく見守るしかありませんね。
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