【ラフィアの糸】の魅力
ラフィアの糸って何から出来ているかご存知でしょうか?最近、化学繊維など人工的なラフィアも出回っていますが、本来、ラフィアとは、マダガスカル原産の「ラフィア椰子」という植物の葉の部分の天然素材です。ラフィア椰子という植物の葉がどのようにラフィア糸になるのでしょうか?「椰子」と付いているので勘のいい方はすぐわかるかもしれませんが、ラフィア椰子の葉から樹脂を抜いて、乾燥させるという工程を経ると、乾燥した白っぽいひものような状態になります。このひも状の天然素材のラフィア糸を使って、帽子やかご、アクセサリーなどを編んで製作します。最近はラフィア素材を取り入れた商品がかなり流行ってきています。上品でしかも、天然素材の持つ優しさを感じさせてくれるのがラフィア糸を使った素材の商品ですね。
スポンサードリンク
ラフィアの糸を使った商品
ラフィアを使った商品をたくさん出している有名なメーカーとしてヘレンカミンスキーやbeamsといったブランドがありますが、上品な麦わら帽子(麦わらではありませんが)という感じで考えると、結構なお値段ですね。でも、やはり一度ラフィアの魅力にはまると、天然素材なので数シーズンに1回は買い換えるわけですが、何度もリピーターになる方も多いようです。ラフィアの糸はここ数年で、ギフトのリボンの代わりに結ぶひもとして見かけたり、バッグやバスケット、帽子の材料として見かけることも増えてきました。でもラフィアの知名度はあまり高くなく、間違って「籐」とか「ストロー素材」と表記されていることがあります。
ラフィアの特徴
ラフィアの特徴は何でしょうか?例えば、使ってゆくにつれしなやかになりツヤがでてきます。また、繊維の走っている方向と平行にかかる力には大変強く丈夫です。また、加工にもよりますが基本的には樹脂によってラフィア素材は水をはじきます。また多少曲げても元に戻りますし、天然素材ですが比較的丈夫で長持ちします。ですから、ラフィア糸を使った商品が静かな人気を得ているわけです。もちろん、取扱い店舗に出かけていって商品を買うこともできますが、マメな方はラフィア糸を仕入れて自分で帽子やバッグに加工してみるのも楽しいかもしれませんね。ラフィアの糸は、およそ25本前後で300円〜400円、50本前後で500円〜800円くらいですね。通販などでも購入できるようですが、ラフィアにはいい品質のものとあまりよくない品質のものがあります。良いラフィアを見分けるためには基本的に、色は白っぽく、幅は広め、繊維は柔らかい方が良いです。品質に差があるのは、ラフィアが生育した場所の環境や、その年の温度や雨量等の天候が大きく質に影響します。またかなり価格が安い場合、最近では人工の化学繊維で作られたものがラフィアとして販売されていることもあるようですから、近所に大きな服飾素材屋さんなどがある場合は、実際に見たり、店員さんに確認した方が良いかもしれませんね。ラフィアはかごやアクセサリー、帽子やバッグなどいろいろな用途に活用できます。一度あなたもラフィアを手にしてみませんか?
スポンサードリンク