コンプレッサーとは?その原理
コンプレッサー(compressor)とは、圧縮する(ための)ものという意味があります。特に、工業用としてのコンプレッサーは、圧縮空気を作り出すという役割を担った機械で、コンプレッサーによって作り出された圧縮空気が様々な空気圧利用機器に利用されます。空気圧を利用する機器にも、様々な用途があり、使用する圧力や空気量に違いがあるので、圧縮空気を作り出すコンプレッサ−もそれらに応じていろんな種類のものがあります。普通、求められる吐出圧力、そして空気量に適した種類と大きさが決定します。
コンプレッサ−の原理は、どのようなものでしょうか?気体というのはたいてい体積を縮めることができます。そして圧縮された気体は元に戻ろうとする力を持っています。この元に戻ろうとする力を得て活用するために気体を圧縮する装置がコンプレッサ−です。コンプレッサーによって出来た圧縮空気が様々な空気圧利用機器に用いられますが、用途によって圧力や量が異なるため、圧縮空気を作り出すコンプレッサもそれに応じていろんな種類があります。
でも、このように力を利用する機械ですから、定期的なメンテナンスや、時にはコンプレッサーの修理が必要になってくることもあります。コンプレッサーの有名なメーカーとしては、コベルココンプレッサー、岩田エアーコンプレッサー、東芝エアーコンプレッサー、マックスコンプレッサー、日立コンプレッサー、カネマツコンプレッサー、マキタコンプレッサー、リョービコンプレッサー、三井、センコー等があります。もしもコンプレッサーの調子が悪くなってきたと感じるようでしたら、次のチェック項目を確認してから、コンプレッサーの修理依頼をなさってください。
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コンプレッサーの修理
コンプレッサーを修理するかどうかを決定する時、どこをチェックしてから修理依頼しますか?エア量、圧力が足りなくないですか? 配管からエア漏れしていませんか? 調整の必要はないですか? コンプレッサの大きさは適正ですか? エアに水や固形物やオイルが混じっていないですか? 食品業界、医療業界など特に清潔な環境が必要な方は、オイルフリータイプのクリーンエア機器を設置すると良いでしょう。騒音は気になりませんか? 静かな環境を望まれる場合、スクリューコンプレッサ−が良いかもしれません。電気代が高くないですか?まず現状把握してから、省エネ改善の提案に合わせてみませんか?例えば配管方法を見直すことによってもコスト削減効果を得られます。またインバータ機の設置も電気代を削減できる方法ですね。 このような点をチェックしてからコンプレッサーを修理してみてください。
コンプレッサーのメンテナンス
コンプレッサーを長持ちさせるために、日々の点検、メンテナンスも大切です。・運転時間はどれくらいでしょうか?コンプレッサーの運転時間を管理することにより、ちょうど良い間隔でメンテナンスを行なうことが出来ます。・吐出圧力は、全負荷時の圧力が適正な範囲でしょうか? ・基礎的なことですが、ダストフィルターがホコリで目詰まりしているということはないでしょうか? ・オイルの量は大丈夫でしょうか? ・オイルやエアー洩れはありませんか? ・吐出温度は110℃以下でしょうか? 異常ランプ保守点検ランプなどは点灯していないでしょうか? ベルトの緩み切れはないですか? 異音はしていないでしょうか? 室温が高温になっていないでしょうか?
こうした項目を普段からチェックしておくと大きな故障を避けることが出来ます。自動車にはオイル交換や車検がありますよね。同様にコンプレッサーもチェックやメンテナンスをしながら丁寧に使い続けると最小限のコストで大丈夫です。
コンプレッサーを修理に出すことを考える時、気になるのが修理料金と代替品コンプレッサーのレンタルがあるのかどうかということかもしれませんが、ほとんどの修理業者では特殊なものでない限り、レンタルしてくれますし、修理代金も修理箇所によって大幅に差が出てくるので、それぞれの修理会社に直接問い合わせることをしたほうが良いでしょう。ただし、その際に、上記のチェック項目の現時点での状況を問い合わせの際に知らせると、およその修理金額を見積もってくれるところが少なくありません。
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