男性ホルモンの影響
男性ホルモンは副腎や睾丸で作られる分泌物で、主にテストステロンなどから構成されています。この物質は、男性らしい肉体を形成する作用、たんぱく質を筋肉などに変換する作用、頭髪以外の体毛を濃くする作用、性欲を高める作用などを及ぼします。また、男性ホルモンには男らしい論理的な思考や男性的な攻撃性など、精神の発達を促す働きもしているようです。
ただ、男性ホルモンが及ぼす影響の中には、頭髪以外の体毛(ひげや胸毛、すね毛など)は、分泌量が増えると濃くなりますが、頭髪は薄毛になってしまうということも言われています。他にも男性ホルモンの分泌量が多い人はニキビが増えたりするという事例もあげることが出来ます。
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男性ホルモンを抑制する方法
【男性ホルモン分泌を促進させない】
男性ホルモンを抑制するためには、生活の中で分泌しやすい状況を避けることが大切です。性交や自慰行為などは性的な興奮を高めますが、こうした行為は男性ホルモンを分泌するよう働きかける行為なのでできるだけ避ける、もしくは回数を減らすことが男性ホルモンを抑制するのに役立つでしょう。
さらに、男性ホルモンを薬で抑えたいと考えるようでしたら、抗男性ホルモン剤という文字通りホルモンの分泌を抑えるアンチアンドロゲンいう薬があります。ただこれらの薬は処方薬なので医師の処方箋が必要となってきます。
【女性ホルモンを増やして男性ホルモンを抑制する】
男性ホルモンを抑制するには、その分泌を妨げる女性ホルモンを増やすことも効果があります。女性ホルモンを増やすためにプエラリアやガウクルアを含んでいるサプリメントを摂取してみることもできるかもしれません。また食生活で摂取して女性ホルモンを増やすには、やはり枝豆や豆腐などの豆類には大豆イソフラボンが含有されていますので女性ホルモンを補助する働きをします。また直接的に増やしたい場合は、病院にいって女性ホルモンを注入してもらうという方法もとることができます。ただし、ホルモンバランスは各個人によって異なりますので、まずは自然な食餌療法や、普段の生活習慣を変化させること、またサプリメントなどを使用して始めることをお勧めします。
男性ホルモンと食事
食べ物を選ぶことによって男性ホルモンを抑制することが出来ます。例えば、豆類をよく摂取するならイソフラボンという成分によって、女性ホルモンに働きかけ男性ホルモンを抑制する影響があります。豆腐や納豆なた毎日定期的に摂取しても気にならない豆類かもしれませんね。また豆乳や緑茶も男性ホルモンの分泌を抑制する働きが報告されています。
男性ホルモンと生活習慣
生活の中で気をつけることが出来ることがあります。それはストレス社会に私たちは生活していますが、そのストレスが男性ホルモンの分泌を促してしまうことがあります。ですからできるだけストレスを軽減することや、ストレスを感じたら上手に解消する方法を持っておくと良いかもしれません。
また男性ホルモンは深夜に分泌される量が増えるので、普段から早寝早起きをできるだけ習慣化して、深夜には就寝しているという生活リズムがとれるなら、これも男性ホルモンを抑制する助けになります。