防風通聖散に副作用はあるの?
防風通聖散には副作用があるのでしょうか? はい、あります。でもこれって防風通聖散という漢方薬が確かに体に対して何らかの効果がある証拠とも言えるのではないでしょうか? じつはどのような薬にも大なり小なり副作用は付いてきます。また開発した当初には予想していなかったその副作用が、後に本来の作用として用いられることにつながることもあるのです。ですから、防風通聖散も含め、副作用をよく理解したうえで正しく使用することが大切です。
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防風通聖散の主な副作用症状
防風通聖散の副作用としてあげられる症状は、主に下痢、軟便、悪心、胃部不快感などがあげられます。また時には肝機能障害を引き起こした事例も報告されています。とりわけ当サイトの管理人も、防風通聖散の副作用として下痢気味になってしまいました。ただ私の場合は元々下痢や軟便の傾向がありましたので、そういう体質の人は、この種の副作用の症状がより一層出やすいといえるでしょう。
薬の副作用について
防風通聖散に限らず、どのような薬でも服用するときに気になることは、「副作用」があるかどうかということではないでしょうか。「副作用」とは、薬を飲んだときに、本来の目的以外の作用が現れることをいいます。 例えば、かぜ薬の副作用として有名なのは「眠くなること」ではないでしょうか?もちろん風邪薬を「眠くなること」を期待して服用するわけではありませんので「眠気」は副作用ですね。ですから、眠くならないということを謳った風邪薬が宣伝されていることを見聞きされたことがあるのではないでしょうか? 一方、不眠症などで困っている人が睡眠薬をのんで「眠くなる」という場合はどうでしょうか?この場合の「眠気」は、本来の目的にかなった効能、効きめですから副作用ではありませんね。このように、薬を服用すると、主な目的としない作用が大なり小なり現われることがあり、それを副作用と呼んでいます。
副作用が起こる理由
防風通聖散だけでなく、薬は目的があって使用しますので、その必要な場所にだけ効果が現われることが理想的ですが、血液に混ざって全身を巡るため、必要のないところでも反応し、副作用が起きることがあるわけです。つまり、まったく予想していない作用が現われる場合があるんですね。防風通聖散の場合、ダイエット効果を期待して服用しても、下痢などの副作用が現われることが多いです。また、違う形では薬が予想以上に強く作用してしまうという形で副作用が生じることもありますね。ですから、副作用を恐れる気持ちも理解できますが、肝心な治療を行なうために、その薬に対する知識と副作用を十分理解したうえで、薬を正しく使用することが大切です。そのように副作用について正しい知識と理解を得ることによって、よい治療行なえます。
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